今回は、加湿器フィルターと内部がスケール(炭酸カルシウムやマグネシウム)でバリバリに白く固まった状態の対処方法と掃除記録をご紹介します。
フィルターが化石化した小型加湿器 MITUBISHI「SV-S308」
MITUBISHI「SV-S308」という10年位前の小型6畳用の加湿器です、普段は空気清浄機兼用型のを使用しているので使用頻度はほぼなく、家族が使わなくなり放置されていた製品です。
小型の加湿器を使いたくて引っ張り出して見たところ、フィルターを開けたらそれはそれは酷い状態になっていました。
フィルターは、カチカチに固まった状態で抜くこともできず、水溜まり部、連結ホース、内部はスケール(炭酸カルシウムやマグネシウム)でバリバリに固まった状態でした。
画像がないので、ひどいスケールの固まり具合をお伝えできませんが、この状態で使うのはありえないだろうというレベルのカッチカチ具合でした。
ガチガチになったスケール(炭酸カルシウムやマグネシウム)をドライバーで取れる部分は、部品を壊さないようにホジクリ出して取り除き、復活を試みます。
石灰化状になったフィルターは、周囲の部品と一体になって固まっていました。取り出してドライバー叩くとカチン!カチンと乾いた音がします(笑)
バラせる所はすべて分解し、ドライバーと食品用重曹とお湯を使用して石灰化された部分を取り除くことができました。
インターネットで消耗品を購入
ネットで検索してみると、クリーニングフィルターはまだ販売されているようなので早速調達をしました。
加湿器内にこびり付いていたのはスケール(カルシウム、マグネシウム)と呼ば
れ、電気ポットや水道蛇口などにも長い間には付着蓄積するものです。
白くて固いよく見るものです。
ちなみに、おっさんは、2級ボイラー技士でもありますが、大量に水を使用するボイラー設備の循環水には清缶材(スケール除去)を投入したり、軟水化装置を設置したりして配管内にスケールが溜まって詰まるのを防ぎます。
空気清浄機や加湿器の取扱説明書には、清掃方法は書かれていますが、日常でそこまでは中々手が回らないものです。
水タンクは見てもさらに内部の様子は普通見ないですよね!!意外と加湿空気清浄機や加湿器、電気ポットなどのお手入れを見過ごしている人は多いのではないでしょうか?
ただし、放っておくと今回のようなガッチガチの状態になるのは間違いないです。
今回ご紹介した、スケール(炭酸カルシウムやマグネシウム)、気になった方は是非ご自分の加湿器や空気清浄機の内部やフィルター部分、電気ポット、ウォーターサーバー、などをチェックしてみて下さい。