おっさんの知恵袋

カモ井加工紙はリボンハイトリ(ハエ取り)とマスキングテープのパイオニア!

カモ井加工紙はリボンハイトリ(ハエ取り)とマスキングテープのパイオニア!

突然ですが、ハエをくっ付けて取る茶色いベタベタとしたテープ、この昔からあるこの製品に見覚えはありませんか?今回は、カモ井加工紙株式会社が製造している、ハエ取りテープの「カモ井のリボンハイトリ」という捕虫製品と、若い人に大人気のカモ井加工紙のマスキングテープ「mt」についてご紹介します。

カモ井加工紙はリボンハイトリ(ハエ取り)とマスキングテープのパイオニア!

「カモ井のリボンハイトリ」を昔から当たり前のように使っていた人はもちろん、若い世代の人は、おじいちゃんやおばあちゃん家やキャンプ場で「びろーん」と垂れ下がっているのを見たことがあるかも。という人もいるのではないでしょうか?

ハイトリ カモ井加工紙はリボンハイトリ(ハエ取り)とマスキングテープのパイオニア!

この「カモ井のリボンハイトリ」は、1930年(昭和5年)から販売されていて、筒状にクルクル丸まった粘着シートを伸ばして天井などから吊るすことで、飛んできたハエが粘着シートに絡みついて、動けなくなるという、非常に原始的なハエを捕まえるための捕虫製品です。

殺虫剤を含まない自然に優しいハエ取りテープ

さまざまな殺虫成分が含まれた害虫駆除製品が売られている中で、「カモ井のリボンハイトリ」には、殺虫剤が含まれていないため、ハエが「ブーン」と飛んできて、「ピタっ!」と張り付いた瞬間にもう捕獲できてしまうのも、時代が巡りに巡って、殺虫剤を使わない自然に優しい素晴らしいハエ取りグッズだとおっさんは思います。

おっさんは、農薬や殺虫剤を基本的には使用しないことをポリシーに日常を過ごし、野菜や果物などを作っているので「カモ井のリボンハイトリ」は、安心のハエ取りグッズです。

確かに農薬や殺虫剤は、便利な道具です。しかし、生命力の強い虫達が、薬品をかけた瞬間に神経系をやられて動けなくなったり、飛べなくなる成分は、絶対に人体に安全なものである。とは言い切れないのではないかと、思っているからです。

人体に安全なレベルであると販売されているものも、室内でガンガン使用するのは、同じ空間に小さな子供やペットがいる家庭、水槽で水生生物を飼っている場合は慎重にならなければならないのではないかと勝手に考えている訳です。

話がそれてしまいましたが、おっさんは、この粘着テープタイプのハエ取り紙をずっと昔から使用しています。

なんでハエ取りなのに「ハイトリ」なの?

なんでハエを取るのに「ハイトリ」なの?と「ハイ」ってなんぞや?と思う人もいると思いますが、これは方言などの言葉の使われ方だけで、ハエトリ、ハイトリどちらも正解です。

例えば、ハエ取りテープ同様に、昔は、仕事で遅く帰って来る一家の大黒柱であるお父さんのためや遅く帰って来る子供のために、ご飯や食べ物にハエがつかないように「蠅帳」(ハイチョウ、ハエチョウ)と呼ばれる、今でいうネットのようなものを食事の上にかぶせたものです。この蠅帳も「ハイチョウ」とも「ハエチョウ」とも呼ばれますが、意味は同じです。※現在では、フードカバーとも呼ばれているようです。

ハエ取りテープを使う際の注意点「髪の毛には気をつけろ!」

ハイトリを使用する際の注意点としては、昔からハエ取り紙の使い方を知っている人なら、当たり前かもしれませんが、台所や物置など、人が通る場所にハエ取り紙をたらす時には注意が必要です。

髪の毛などが触れると、粘着シートに貼り付いてしまい、大変なことになるので、うっかり触ったりしないように、頭が触れない場所に設置します。もし髪の毛が貼りついた場合は、動けば動くほど髪の毛にくっついてしまうので、髪の毛が触れない場所や、高い場所に設置することがポイントです。

カモ井加工紙株式会社は、ハエ取りテープとマスキングテープのパイオニア

mt カモ井加工紙はリボンハイトリ(ハエ取り)とマスキングテープのパイオニア!

カモ井加工紙株式会社は岡山県倉敷市に本社があります。

カモ井加工紙株式会社公式ページ

mt masking tape公式ページ

カモ井加工紙株式会社は「カモ井のリボンハイトリ」いわば、ハエ取り紙やハエ取りテープのパイオニアとして有名な会社ですが、現在はさらに、おしゃれで可愛いマスキングテープのパイオニアとして、文具店や雑貨屋で販売されている「マスキングテープ mt」のメーカーとしても、非常に有名な会社です。文具店や雑貨屋さんで、マスキングテープを見かけたら、パッケージと内側の芯の部分を見てみてください。おそらく「mt」と書かれている商品である可能性が高いでしょう。

パッケージには「mt masking tape KAMOI PAPER “WASHI” ADHESIVE TAPE」と英語でデザインされたシンプルでかっこいいロゴと文字が目印です。

mt カモ井加工紙はリボンハイトリ(ハエ取り)とマスキングテープのパイオニア!

最近流行り?というよりも、もうすでに新しいジャンルとして確立された、カラフルで可愛いマスキングテープ「mt」は、海外でも注目されているそうで、塗装作業などで使う「工業用テープ」「養生テープ」の概念を変える、日本の誇るとんでもない発明品だとおっさんは思います。

マスキングテープという枠でいうと、もはや文房具のテープという枠を超えて、マスキングテープ同士を組み合わせて使用することで、ストライプの壁紙や塗装としても使われているので、DIYが人気の時代にマッチしたおしゃれなテープとしても、文具のジャンルを超越した存在だといえます。

マスキングテープは通称「マステ」と呼ばれ、ラッピング、リメイク、シール代わり、付箋代わり、アルバム作り、ハンドメイド、ラベル、ポスターやポストカードなどの写真を画びょう代わりに壁に貼る、壁紙アレンジ、ウォールステッカー、誕生日会の装飾、インテリア、スマホカバーのアレンジなどさまざまな分野で、子供から大人まで、多くの人に活用されています。

ハイトリとマスキングテープの興味深い関係

カモ井加工紙株式会社のレトロな「カモ井のリボンハイトリ」と最先端の「マスキングテープ mt」この二つには興味深い関係があります。

mt カモ井加工紙はリボンハイトリ(ハエ取り)とマスキングテープのパイオニア!

製造元のカモ井加工紙(株)が、古臭いと言っては大変失礼ですが、衰退ぎみでかなりレトロなリボンハイトリを今も販売しているのは、ハイトリの粘着テープの技術と和紙の技術を「オシャレな文具・マスキングテープ」に活用していることと、ジャンルの確立、海外への輸出に成功しているからなのです。虫を捕まえるテープと、マスキングテープ、用途は全く違いますが、技術の水平展開による大成功といったところでしょうか。

時代と共に街の環境改善が進み、昔とは比較できないほどハエの数も減りましたが、時期によっては流し回りやバナナや観葉植物の近くにコバエがときどき出たりしますよね?そこでおっさんはこの「カモ井のリボンハイトリ」を天井から吊るして、ハエを取るために愛用し続けているのです。

ハエ取り紙は、カモ井加工紙(株)以外の製品もありますが、リボンハイトリと今話題のマスキングテープの新旧の技術の組み合わせで、昭和レトロな「カモ井のリボンハイトリ」を使ってみてはいかがでしょうか。

昔のハエ取り器あれこれ

昭和時代のハエ取りといえば、随分昔の話になりますが、おっさんが子供の頃に、天井や壁にハエを見つけると、輪ゴムを使って天井のハエを打ち落すのを得意としていました(笑)。

さらに、汚いといわれるかもしれませんが「素手で捕獲する」方法もありました。素手で捕まえるにはコツが必要です。

どうやるかと言うと、止まっているハエの前方から手のひらを少し丸めて、一気にハエめがけて腕を振り空中で握り、ハエが飛び上がるのでやや上向きに腕を振り切ります。

さらに、捕まえるだけではありません(笑)

で、捕まえたら今度は手のひらの中にいるハエを床に向かってスナップを効かせて思い切り投げて叩きつけると心肺停止です。

ちなみにおっさんはかつて、ゴリゴリの野球少年でピッチャーをしていたので、単なる子供の遊びと思われるかもしれませんが、当時は本気の真剣勝負、ハエとの勝負は8割位の勝率でした(笑)

同じような経験のある年代の方はいますかね?

真面目な話をすると、ハエではなくて血をパンパンに吸って室内をふわふわ飛んでいる蚊ならば、蚊を両手で叩くよりも、この方法の方がずっと効果があります。
両手で叩くと空気の風圧を感じて蚊も必死に逃げますが、上から物を掴むように瞬間的に蚊を掴んで、ぎゅっと握ればOKです。

蚊が大量発生する時期に、パンパンと叩いて蚊を捕まえている人は、是非この蚊をキャッチする方法をお試しください!

当時使用していた家の中のハエ取りグッズといえば、リボンハイトリは定番でしたが、他にシートタイプのハエ取りグッズも使っていました。

他に思い出せるものとしては、1m位の透明プラスチック管で、手元が水入りフラスコ状でになっていて、先端に漏斗が付いているハエ取り器です。天井のハエを漏斗で狙って囲い、振動で水の中にハエを落下させて捕獲する仕組みで結構良く捕れました。今となっては、ハエ退治グッズは、家の中にありふれていたのだなと思います。